声優の専門学校と養成所はどう違う?迷ったときのチェックポイント5選

声優として働くためには、専門学校に通う方法と、養成所に通う方法があります。

その選択で迷うようなときは、適当に決めるのではなく、慎重に考えてから決めることが大切です。

どちらも声優の勉強をするところではありますが、いろいろと異なる点があるため、チェックポイントはしっかり押さえておくべきです。

では、迷ったときに注目すべき点について、詳しく説明していきましょう。

学歴が得られるか

学歴が欲しい場合は、本当にもらえるかどうか、しっかり確認しておく必要があります。

どちらを選んでも学歴が得られるわけではないため、勢いだけで適当に決めたりしてはいけません。

そこで重要になってくるのが、認可の有無です。

学校教育法で認可されていれば、卒業すると学歴に加えることができます。

つまり、「学校として認められているか」というポイントを押さえておけば、確実に書くことができるわけです。

養成所は特にない

学校教育法で認可されていることに注目した場合、養成所は選択肢から外れることになります。

養成所は認可がないため、修了しても履歴書に書くことはできません。

ただし、「養成所での勉強は意味がない」という考えは間違いなので、注意してください。

認可されていないのは、質が悪いからではなく、単純にタイプが異なるからです。

養成所は声優事務所が運営しており、学校というよりは訓練機関になります。

基礎的な勉強より、仕事で役立つ実践的な勉強を行うところです。

そのため、学歴よりもプロとしての力が身につくことを優先するなら、養成所を選んでおきましょう。

学歴なら専門学校

専門学校は、学校としての基準を満たしており、きちんと認可を受けています。

基礎から勉強することができ、学祭などの行事もあるため、まさしく学校です。

そのため、卒業すれば「専門学校卒」と書けるようになります。

目的として学歴がある場合は、必ずこちらを選んでおきましょう。

ただし、似ているようで違うものには注意が必要です。

一見すると専門学校のようでも、「学院」「アカデミー」という単語が入っているところは無認可だったりします。

失敗しないためには、本当に認可を受けているか、慎重に確認しておくことをおすすめします。

入りやすいか

迷ったときの注目ポイントとしては、「自分のレベルで入れるか」というものもあります。

というのも、専門学校と養成所では、難易度に差があるためです。

自分のレベルでは厳しい方を選んでしまうと、どんなに勉強したくても、入れないことがあります。

そうした事態を回避するためには、それぞれの難易度を見比べ、どちらが自分に合っているか、しっかり見極めるようにしましょう。

養成所の難易度は高い

養成所は基本的にオーディションがあるので、まずはそこをクリアしないと入ることができません。

そのため、ハードルは少し高めです。

初心者向きの養成所がないわけではありませんが、ある程度実力がないと厳しいところの方が多くなっています。

専門学校を卒業し、そのあとで養成所に通うパターンも多くあるため、一定のレベルに達していることは重要な要素になります。

安易な考えで決めると失敗することになるので、選ぶときは注意してください。

入りやすさなら専門学校

専門学校の場合は、オーディションなしで入学することができます。

そのため、本当に演技未経験な人でも、かなり入りやすくなっているのです。

また、定員が多いこともポイントです。

専門学校は、養成所に比べて規模が大きく、30~40人のクラスが複数あったりします。

それくらい多く受け入れているところなら、難易度はさらに低くなります。

入りやすい点を優先して選ぶなら、専門学校をしっかりチェックしておきましょう。

どんな授業内容か

声優の勉強をするなら、内容は必ず確認すべきです。

必要な知識や技術がしっかり身につかないようでは、せっかく通っても、あまりプラスにはなりません。

そのような失敗をしないためにも、それぞれがどんな授業を行っているのか、詳しく調べてから決めるようにしてください。

自分に合った方を選んでおけば、勉強も充実したものになります。

実践的なのは養成所

先述したように、養成所は訓練機関であり、プロの声優として活躍するための勉強を行います。

声優の勉強をするのは専門学校も同じですが、養成所の場合は基礎を省くことも多いため、同じことが学べるわけではありません。

基礎はできているものとして除外し、さらに進んだ内容を学ぶことになります。

そのため、レッスンも厳しくなりがちです。

実力主義的な面があるため、すべての人が同じように進めるわけではなく、一部の人だけ先に行ってしまう場合もあります。

そうした厳しい環境で自分を鍛えたい人なら、養成所はぴったりなところです。

基礎は専門学校で

専門学校の方は、基礎が省かれることはなく、一からコツコツ学べるようになっています。

発声やイントネーション、礼儀なども丁寧に教えてくれるため、演技の経験がない人でも、しっかり土台を固めることができるのです。

全体の雰囲気も養成所ほど厳しくはなく、行事などを楽しみながら、和気あいあいと学ぶことができます。

アニメーション科が併設された学校だと、コラボ授業でアニメ制作を体験できることもあります。

まだ初心者で自信がなく、そうした特徴に魅力を感じるようなら、専門学校の方を選んでおきましょう。

通いやすいか

授業の内容が合っていても、通いにくさがあるところだと、かなり苦労することがあります。

大学やアルバイトとうまく両立できるところを選び、しっかり勉強できるようにしましょう。

専門学校はみっちり

専門学校は全日制のところが多く、週5日のカリキュラムで2年かけて学びます。

そのため、授業がみっちり詰まっており、他の用事があっても、なかなか融通が利かないこともあります。

夜間コースがあれば夜に授業を受けられますが、そうでない場合は少し注意が必要です。

余裕があるのは養成所

養成所はあまり授業が詰まっておらず、週1~3日くらいしかないところが多くなっています。

それ以外は基本的に自主トレなので、大学やアルバイトとの両立という面では、大きなメリットになります。

期間も専門学校より短く、半年か1年で修了です。

通いやすいことに注目するなら、養成所もしっかりチェックしておきましょう。

お金はどれくらいかかるか

声優の勉強をするには、お金もかかります。

料金が高い場合は、学費サポートなどの制度を利用したくなることもあるので、適当に決めるのはよくありません。

お金に関することを事前に確認し、あとから慌てずに済むようにしておきましょう。

専門学校は高い

専門学校は、授業が多く期間も長いため、学費が高くなっています。

年間100~150万くらいかかるところが多いため、金額をしっかりチェックしておいてください。

また、入学金や交通費なども含め、全体的にどれくらいかかるか考えておくことも大切です。

もし厳しいようなら、利用できる制度も調べてみましょう。

安さなら養成所

日数が少ない養成所だと、年間10~60万くらいで済むところが多くなっています。

それぞれのカリキュラムによって差はあるものの、専門学校よりかなり安いので、楽に通うことができるのです。

安さも優先したいなら、養成所を検討してみましょう。

まとめ

専門学校と養成所では、さまざまな違いがあるものです。

ここで紹介したポイントを細かくチェックして、どちらが自分に合っているか、じっくり考えてみてください。

なんとなく決めると失敗することも多いですが、違いを踏まえて慎重に選べば、間違いを防ぐことができます。

自分にぴったりなところを選び、しっかり勉強していきましょう。

参考URL・参考文献・根拠など

https://www.kokoro-yuyu.com/entry/2016/10/26/213215
http://www.d-cs.jp/debut/
https://ha.athuman.com/pa/column/clp-pa-03.php
https://声優になりたい委員会.net/difference/
https://yumemon.com/archives/3787
https://www.venusinfurbroadway.com/info/gakkou/
http://www.proseiyuu-way.net/step/choose.html